太陽光発電、産業用と家庭用の違い

太陽光発電の「産業用」と「家庭用」の違いとは!?

太陽光発電の導入や投資を検討されている方が疑問を抱くことの一つに「産業用と家庭用(住宅用)の違い」があります。ここでは産業用太陽光発電と家庭用太陽光発電の主な違いについて説明します。

 

<Point 1>買取価格(売電価格)と買取期間の“違い”を知ろう!

・産業用

買取価格は平成30年で18円+税で、買取期間は固定20年間になります。

産業用太陽光発電事業は採算性の高い事業として多くの企業や投資家に注目されています。

 

・家庭用

平成30年で太陽光発電のみ設置された余剰買取の場合は、出力制御機能がある場合は28円、出力制御機能がない場合は26円です。

太陽光発電と燃料電池などが併設されているダブル発電の場合は、出力制御機能がある場合は26円、出力制御機能がない場合は24円となっています。買取期間はともに固定10年となっています。

※出力制御とは、電力需要を大きく上回る太陽光発電の発電量が出てしまったときに、太陽光発電設備が発電しないよう電力会社側が制御すること、またはその制度です。

 

<Point 2>パワーコンディショナーの“違い”を知ろう!

・産業用

山林や空き地などの遊休地に設置することも多く、屋外設置が可能なタイプのパワーコンディショナーが必要になります。産業用パワーコンディショナーは屋外設置タイプのものが豊富に揃っています。

10kW以上の産業用太陽光発電の場合には、10kWのパワーコンディショナーを該当kW分、連結して使用することが一般的です。※50kWシステムなら5台連結。

 

・家庭用

家庭用(住宅用)パワーコンディショナーなどは室内に置くタイプがメインとなります。

 

<Point 3>架台(土台)の“違い”を知ろう!

・産業用

産業用では10kW以上の場合が多くなるため、屋根に取り付けるケースは少なく、架台はほぼ全て特注となります。工場、外壁などそれぞれに適した架台が必要となります。

 

・家庭用

住宅用の架台は、パターン化され大量生産が可能となるためコスト面でも比較的安く抑えられます。

 

<Point 4>ソーラーパネルの“違い”を知ろう!

・産業用

産業用太陽光発電システムは、設置する場所により設置法、使用するシステムが違ってきます。例えば海に近い場所に設置するのであれば塩害対策が施された太陽光システムを利用する必要があります。また、ビルなどの高い建物の上なら強風に耐えられる仕様や耐久力が求められます。

 

・家庭用

自然環境の影響の少ない比較的安全な家庭(住宅)の屋根に設置する場合は、省スペースでより効率的に発電が可能となるソーラーパネルが選ばれています。

家庭用太陽光発電では、住宅や屋根の形状により異なりますが、平均すると20枚から30枚ぐらいになります。

 

<Point 5>補助金の“違い”を知ろう!

・産業用

10kW以上のシステムについては国、地方自治体の補助金は使用できません。

 

・家庭用

10kW未満の家庭用(住宅用)太陽光発電システムは国、地方自治体の補助金対象となります。

 


まとめ

住宅用と産業用の大きな違いはパネルの「サイズ」です。産業用のパネルは広いスペースに設置する為、1枚あたりのサイズが大きくなっています。住宅用のパネルよりも一回り大きいイメージで、1枚当たりの出力も250Wが平均です。

買取価格(売電価格)では、産業用が固定20年なのに対し、家庭用は固定10年となります。そのため、産業用太陽光発電に対する投資家の期待や注目は高まっています。

太陽光発電では、産業用と家庭用の買取価格(売電価格)や補助金の動向に注目することが大切になります。

※経済産業庁資源エネルギー庁「なっとく!再生可能エネルギー」

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