投資の種類から考える!不動産投資などの収益物件をタイプ別で紹介!

 
投資には様々な種類があり、どれもこうすれば必ず儲かる!というものは原則ありません。
が、投資の種類をきちんと見極めて、それぞれの特徴や傾向を掴んでおくことによって、対策やリスクの少ない投資方法を選択することができます。安定した収入や不労所得を得ることで、ご自身の夢ややりたいことに近付けることも投資の醍醐味です。必ず失敗しない!とまでは言えませんが、しっかりと下調べをして、時代や景気にあった投資を見極め、夢の実現に一歩近づきましょう!

 
今回はそうした投資に興味がある方へ向けて、融資の通りやすい不動産投資や太陽光発電投資などといった収益物件を4つのタイプに分けて紹介していきます。収益物件にはどんな種類があるのか、そしてその種類によってメリットデメリットは何なのか、また収益物件の中でも今オススメの物件は何なのかなど、詳しくご紹介してきましょう!

収益物件にはどんなタイプがあるの?

「収益物件」と聞くと、物件という言葉がついている以上、不動産をイメージされる方が多いと思います。主な定義としては、収益物件とは「主に金銭的な利益獲得を目的とした物件」のこととされていますが、その種類は様々です。

 
収益物件とひとくちに言っても、近頃話題の太陽光発電投資から、マンションやオフィス等の不動産タイプまで種類は様々です。イメージとしては不動産投資が主ですが、近年では太陽光発電などのエネルギー投資も収益物件にあたります。物件の価値なども、時代や景気の変化によって影響を受けやすいものもあります。

 
どちらにせよ、収益物件の購入は高額の買い物ですので、事前に収益物件購入の目的、また選び方や探し方をきちんと頭に入れておきましょう。続いて、収益物件の種類をご紹介していきます。どのタイプが必ず儲かる!といったことはありませんが、それぞれのメリットやデメリットなどの特徴や傾向を把握しておくことで、タイプにあった投資を行なうことができます。今回は、収益物件をタイプごとに分類し、その特徴や傾向を紹介しています。

 
・収益物件をタイプ別にご紹介!

収益物件をタイプごとに整理すると、近年話題の太陽光発電投資などが主流の「エネルギータイプ」、マンションやアパートなどが、住居としての利用が該当する「住宅タイプ」、法人・会社などが契約して利用する「オフィスタイプ」、コンビニや飲食店などが契約する「テナントタイプ」に分かれます。メリットやデメリットに関しては後で詳しくご紹介しますが、まずはサラッとそれぞれのタイプをご説明していきましょう!

 
◯住宅タイプ
居住用のマンションやアパートなどがこちらに該当します。単身者向けのワンルーム物件や、ファミリー向けの物件など種類と物件数が多いのも特徴の一つです。立地条件によって賃料の変動も大きいのはもちろんのこと、例えば大学近くの学生が一人暮らしするような物件や、三世代で住むファミリー向けの物件など、マンションなのかアパートなのか戸建てなのか、新築なのか中古なのかによって投資額は様々です。法人などの契約ではないため、入居期間が短いのが不安定要素として挙げられます。

 
◯オフィスタイプ
法人向けの事務所や事業所などの物件がこちらに該当します。住宅タイプよりも投資額が大きくなるものも多いですが、法人で契約することが主なため、契約が決まれば入居期間が住宅タイプに比べて長いことが特徴です。少し前まではオフィスビルなどの投資が盛んでしたね。こちらももちろん、ビル一棟を所有するか、一室を区分所有するかなどによって金額が大きく変わってきます。また、法人向けの物件でもありますので、賃料が景気によって左右されるなどの要素があるのも事実です。

 
◯テナントタイプ
オフィスタイプと同様に事業目的の物件ですが、コンビニや飲食店、倉庫等の商業施設などがあたります。オフィスと同様に長く入居する傾向が強い為、安定した収益の獲得が期待できます。ただし、オフィスタイプも同様ですが、一度入居が決まれば長期的な入居が期待できる反面、住宅タイプに比べて空室の期間が長いなどのリスクがあります。

 
◯エネルギータイプ
土地や物件を所有して太陽光パネルなどを設置することで、発電した電気を売電して収益化する太陽光発電などのエネルギー投資がこちらに該当します。基本的には設置する地域に制限がなく、エリアが広いのでどこでも持ちやすいのが特徴です。発電した電力を売電し、それらの固定価格買取が長くて20年間保証されているので、安定した収益が見込めます。経済環境や周囲の環境にも影響されにくく、株式やコインランドリー、アパート、マンション、コインパーキングなどの様々な投資と比べても安定した投資と言えるでしょう。

 
・収益物件の収益はどうやって出ている?

収益物件の主な収入源は、不動産投資に限って言うと、家賃収入になります。毎月入ってくる家賃がそのまま収益となるのです。銀行などの金融機関から融資を受けて、ローンを組んで購入した場合は、その家賃収入で毎月のローン返済をしていくことになります。固定資産税や建物の維持管理費なども家賃収入でまかない、手元に残ったお金が収益となる仕組みです。

 
ローンを組んだ場合でも、自己資金で購入した場合でも本当の利益になるのは、購入した金額を回収してからが利益になります。早くローンを完済することで利益を早く生み出すということも可能ですが、修繕費用などの分もきちんと手元に残しておきましょう。また、景気や立地条件によっては物件の価値が上がり、売却して現金化することも可能だったりもします。

 
その中でも太陽光発電投資は、家賃収入の部分が売電による収入になります。家賃収入では入居者が居て初めて発生するものですが、売電収入では天候に左右されることはあれど、基本的に発電した分だけ売電収入へと変換されます。そのため、ある程度どれくらい発電できるかなど数値として予測することができ、ある程度の売電収入が安定して発生します。

 

収益物件のタイプ別メリットデメリット

主に収益物件と言われるものにはどんな種類があるか、ご理解いただけたでしょうか?
住宅やオフィス、テナントなどと言っても実際はそれぞれ細かく分かれており、マンションなのかアパートなのか、新築なのか中古なのかなどの条件によって変わっていきます。景気などによっても変動するものでもありますので、そうした不安定な要素をきちんと把握しておくことが大切になってきます。

 
それでは続いて、タイプごとのメリットやデメリットなどを整理していきましょう。

 
・マンション、アパートなどの住宅タイプ

◯メリット
一棟マンションやアパートなどは戸数が多いため、いくつか空室が発生しても他の戸室に入居者がいれば、大幅に収入が減ることはありません。そのほか、固定資産税や都市計画税が軽減されるのは、一棟マンションならではのメリットと言えます。逆に、区分所有をする形のアパートなどや区分マンションなどだと融資やローンなどを利用すると、一棟所有するのと比べて投資額が低い形で可能です。が、そのぶん空室になれば収益が0になるというデメリットも発生します。

 
◯デメリット
投資金額が大きく、土地を所有していない場合は利回りがかなり低くなってしまうのはデメリットです。融資額が大きければ大きい程、月々の返済も高額になり、利益が出にくくなってしまいます。中古マンションは低価格で購入できることもありますが、1981年以前の建築物には古い耐震基準が適用されているので注意してください。区分の場合は逆に、入居者がいないと利益が0になってしまったり、マンション全体の管理権限がないので、リフォームや修繕工事の時には全オーナーの合意が必要だったりもします。

 
・法人事業所などのオフィスタイプ

◯メリット
オフィスなどの事業所としての賃料は、アパートやマンションの賃料を大きく上回るのが一般的です。そのため、住宅タイプよりも利回りが良いものがほとんどになります。また、立地条件の良い物件は今後も価値が下がりにくく、なかなか売り物件が出ないようなエリアであれば購入時よりも高い価格で売却できることもあります。また、オフィスビルには必ず専門の管理業者が入っており、区分所有でオーナーになった場合もビル全体の管理に任せることができます。管理費を支払うことで管理全般を任せることができるので管理の手間があまり掛かりません。

 
◯デメリット
個人が投資するという形になると、オペレーションの難しさから金融機関の融資が付きにくい傾向があります。区分所有とは言え安価な買い物ではないので、融資が付かないと現実問題として投資が難しくなります。また、一棟で持つとなれば投資額が大きくなってしまいますが、区分で持とうとするとあまり市場に出回っていないことが多いため、条件の良い物件を見つけることが困難だったりします。

 
・コンビニや飲食店などのテナントタイプ

◯メリット
住宅系に比べ、床面積当たりの賃料単価が高いのです。住宅の入居者は「居住サービスを消費する」だけですが、店舗などのテナントは「モノやサービスを売って収益を生み出す」ため、より高い家賃設定が可能といえます。また、維持費や光熱費などがかからなかったり、原状回復にまでオーナーの手が要らないこともメリットの一つです。

 
◯デメリット
店舗などのテナントは居住用の物件に比べ、空室リスクが高いのが最大のデメリットです。「住まい」は、景気が悪くなったからといってすぐに引っ越したりはしませんが、店舗や事務所の「撤退(閉店)」「移転」は柔軟に行われます。つまり、住宅やエネルギータイプに比べると景気動向などに左右されやすいのです。また、テナントに対する金融機関の審査は住宅系よりも厳しく、担保掛け目も低めに設定される傾向があるようです。加えて、審査にも時間がかかります。その理由は、物件の担保力やオーナーの資金力・実績の他に、テナントの属性まで詳しく調べるケースが多いからです。いわゆる反社会的勢力ではないか、テナントとなる企業の経営状態はどうかなども審査されることもあります。なかには、店舗専用、事務所専用の一棟ビルには融資しない金融機関もあります。

 
・太陽光発電などのエネルギータイプ

◯メリット
エネルギータイプの収益物件のメリットは、利回りが良いことが特徴としてあります。太陽光発電においては、平均して10%前後の高利回りが多く、そのぶん回収期間が短くて済むのです。また、固定価格買取制度(FIT)があり、住宅用だと10年間、産業用だと20年間の買い取りが保証されます。安定した収入が約束されることにより、融資が受けやすくなるのもメリットです。また、節税制度の対象になる場合もあるので、法人としてもメリットがありますね。

 
◯デメリット
デメリットとしては、出力抑制や、天候などの影響によって左右されることが多い点などが挙げられます。出力抑制とは、電力の消費量より供給量が多いと判断されたときに、系統に接続している各発電所の発電量を抑える措置のことです。しかしこれらのデメリットは、曇りの日でも大差なく発電できる仕組みが出来ていたり、保険を使うことで回避できます。

 
・収益物件通してのメリットは利回りとリスクの少なさがポイント

◯利回りの高さ
収益物件はどうしても、融資を受けてローンを組むことで所有する形が一般的ですので、いかに早く投資分を回収できるかが一つのポイントとなります。そのため、利回りが高ければ高い物件の方が、早く回収はできるでしょう。なかなか安くてお買い得!という物件は存在しにくく、金額の低い物件は低いなりの理由があったりするのも事実です。利回りが良い物件はどうしても投資額が大きくなってしまったりするものです。

 
◯リスクの少なさ
不動産における収益物件に付きまとってくるのが空室リスクでしょう。いわばその分の家賃収入が0になるということですので、できるだけこうした空室リスクは避けたいものです。例えば、一棟ごと所有してしまえば、いくつか空室ができても収益が0になることはありませんが、その分投資額は大きくなってしまいます。投資額を小さくして、分譲マンションなど区分所有をすれば、空室期間はどうしても収益が出ないことになります。そうした不安定要素が付きまとうのが不動産における収益物件です。
タイプ別によって、法人が入るのか個人が入るのか、入居期間の平均や、立地条件などによっても様々でしょう。できるだけリスクの少ない収益物件を探すこともポイントですね。

 
・高利回りかつ、空室リスクのない太陽光発電投資

メリットデメリットは裏表でもありますので、利回りを求めたりリスクを避けようとすれば投資額が上がったりなどしてしまいますが、高利回りかつ、空室リスクのない投資というのが、先ほどから比べて紹介しているエネルギータイプの太陽光発電投資です。

 
太陽光発電投資では、平均して10%前後の高い利回りがあることもそうですし、何よりも売電による収益の仕組みのため、不動産投資のような空室リスクが存在しません。また、そこに入居者を絶やさないような特殊な運営ノウハウも不要です。固定価格買取制度による、10年or20年の買い取りも国が保証しているため、安定した収益を得ることが可能なのです。

 
また、エネルギータイプのデメリットとして、天候に左右されたり、災害にあった場合のことなどが挙げられますが、日々最新の太陽光パネルの開発が進んでおり、曇りの日でもそこまで大差なく発電できるシステムや、災害の場合も保険に入っておけば回避できる仕組みもあります。つまり、デメリットも今後改善されていく余地があり、固定価格買取制度があるので安定して収益を得ることのできる投資だといっても過言ではないでしょう。

 


まとめ

収益物件の種類ごとの特徴や傾向、メリットデメリットなどを把握しておくことが大切です。また、どうしても家賃収入を見込む不動産投資は空室のリスクが付いて回るものですが、太陽光発電投資の場合は、長くて20年間の買い取りが保証されているため融資も通りやすく、安定した収入を見込むことができます。利回りが良く、リスクが少ないというのがポイントですので、そういった意味でも太陽光発電投資はオススメの投資だと言えるでしょう。

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