太陽光発電投資は遠距離も可能エリアに縛られない太陽光発電投資について

 
不動産投資の場合は、区分所有のマンション投資でもマンションを一棟買いしたマンション投資でも、通常は、見に行ける範囲で投資すべきと考えます。全国に物件を分散させたり、あえて遠い場所に物件を購入したりすることによって、災害リスクの低減や安定稼働の維持など目的にすることもありますが、基本的にはすべて見に行ける範囲で物件を所有しておくのがいいでしょう。

不動産の場合はそういった考え方がベターですが、太陽光発電投資においては、物件の距離感はさほど関係ないのです。いったいどうしてでしょう?

遠隔地でも安心して投資が可能な太陽光発電投資。今回はその理由を不動産投資がなぜ近距離がいいのかを説明したのちに、太陽光発電投資が遠隔地でも可能な理由をご紹介していきます。

不動産はどうして見に行ける範囲で投資すべきか?

不動産投資において、物件は自分が見に行ける範囲で所有しておくのが良いと言われていますが、それはいったいなぜでしょうか?遠隔地であっても、相場の良い物件などがある可能性も存在する中で、できるだけ近場に越したことはないと言われています。まずは、その近い範囲が良い理由をご説明していきましょう。

 
・見に行ける範囲で投資するメリット

●土地勘が分かる
物件管理の大部分は不動産会社に任せることができるため、自宅から遠い物件であっても基本的には問題ありません。がしかし、見に行けない範囲だと土地勘や雰囲気なども掴めないため、良い物件であっても入居者が確保できないような状況も考えられます。その点、自宅近くの物件だと土地勘や雰囲気も分かりますし、それらが分かると入居者たちのニーズも把握できます。その地域に住んでいる人たちの特徴を把握しておくと、運営するときのアドバンテージとなるでしょう。

例えば地方だと、風習や文化が違ったりしてしまうので、どうしてもそういったものを掴みにくかったりします。またそうした際に現地を訪れるのも大変な労力がかかってしまいます。そのためにも、最初はできるだけ近くの物件で投資することがいいでしょう。

 
●精神的に安心できる
基本的には、自宅から近いところが物件の場所としては望ましいでしょう。なぜなら、物件が近くにあればあるほど、やはり精神的に安心だからです。ひとつの目安として、車で1~3時間以内に行ける範囲というのもありますね。この「車で行ける」というのがポイントで、例えば飛行機や新幹線などを使う距離だと、どうしても時間もかかってしまいますし、交通費もそれなりにかかってしまいます。また、ほとんどそのような事態はありませんが、有事の際に夜中でも駆け付けることができることもメリットですね。
 
また、物件の設備に不具合が生じたとしても、すぐに現場に行くことは難しいため、対応が遅くなってしまうことにより、賃借人の不満がたまって退去に繋がったり、家賃の値下げ交渉をされることも考えられるため、対策が必要です。
 
所有しているもののため、何かあったらどうしようなどと考えてしまうことが多いと思います。そういった精神面でも安心できるのは、より近くの物件ですね。

 
●実際に購入するまでに時間がかかる
遠隔地の物件を購入しようとなると、いくら好条件の物件を見つけたとしても、現地まですぐに見学に行くことが難しくなります。かといって、現地を見ないまま、募集図面や写真だけで決めてしまうことはあまりにもリスクの高い行動です。基本的には必ず現地へ足を運んで、実際に目で確認してから購入まで踏み切る方がいいでしょう。
そうなってしまうと、いくら好条件の物件を見つけたとしても、現地に行って確認してから購入まで踏み切ろうとすると、どうしても時間がかかってしまいます。良い物件はスピード勝負でもあるため、他の投資家に先を越されてしまうような場合もあるでしょう。
 
そのためにも、できるだけ自宅から近い物件の方がスピード感も持てて、細かに対応しやすいです。

 
・遠隔地の場合のデメリットは?
続いて、遠くて見に行けないような物件の場合のデメリットをご紹介していきます。地方の物件には利回りがよかったり、好条件の物件がちらほら見えますが、それでもどうしてもデメリットが存在するのも事実です。まずはそのデメリットをご紹介していきます。

 
●オーナーや運営会社などとの連携が取りにくい
自宅から見に行ける範囲での物件だと、管理会社や物件のオーナーさんとの連携が取りやすく、互いにどうすれば入居率がアップするかなどや、物件に関する話し合いの機会や連携が取りやすいというメリットも存在します。
 
対して見に行けないような遠距離の物件の場合、通常は管理会社に管理を委託することになりますが、型通りの管理しかしてもらえず、もう少しこうした方が入居率がUPするんじゃないか?など、オーナーなら気が付くようなアイデアを出してもらえないのが通常かと思われます。他にもメールや電話などでの連絡に頼りきってしまうため、物件の現状を把握しきれないような状態になったりもしてしまうデメリットがあるでしょう。
 
特に、不動産投資に慣れていないうちは、自分の目に届く範囲で物件の老朽化や近隣環境の変化なども見ておく方が次の募集方法や、募集前に手直しすべき点などの手が打てますので見に行ける範囲の物件に投資するのが良いでしょう。

 
●融資を受けることができない
また、不動産投資で融資を受ける場合も、金融機関も自分たちの見にいける範囲、営業圏内の物件でないと融資してもらえないケースが多いです。金融機関では、支店ごとに融資対応エリアを分けている場合もあるため、遠方の物件だと、いつも利用している金融機関で融資が受けられなかったり、別の支店扱いになったりといった可能性があります。そのため、自宅近くの物件の方が融資を受けることのできる可能性は高いです。
 
不動産投資で物件を増やしていくためには、銀行との信頼関係を積み重ねて融資を引きやすくすることがとても重要ですが、投資エリアを広げると、使いたい金融機関が使えないという可能性も出てくるため注意が必要です。
 

太陽光発電は見に行けない範囲でも可能

そんな不動産投資に対して、太陽光発電投資の場合は、日照があって発電している限りは、安定した収益が発生しますので設備のメンテナンスや保険などでリスクヘッジをしておけば、見に行けないような遠隔地でも投資が可能になります。しかも、特定の部屋がどうしても埋まらないとか、老朽化に伴って入居率も設定家賃も下がっていくような負のスパイラルも発生しにくいのです。
 
まずは、遠隔地でも太陽光発電投資が行える理由を解説していきます。

 
・遠隔監視ができる
不動産と違って、遠隔地での投資でも問題はない太陽光発電。その理由の大きいところは、遠隔監視機器を導入できるという点です。
遠隔監視機器(遠隔監視)と聞くと、街中やコンビニなどでよく目にする、防犯カメラのようなものを思い浮かべるのではないでしょうか。確かに防犯カメラなどのそれらも遠隔監視の一種ですが、太陽光発電投資の遠隔監視はそれらとは少し違います。

太陽光発電投資の遠隔監視とは、簡単に説明すると「太陽光発電所の発電量を遠隔で確認できる機器」のことです。遠方にある発電所でも、遠隔監視専用のサイトからパソコンやスマホなどで閲覧・確認することができます。いつでもどこでも発電量や発電状況などが確認でき、IDやパスワードを共有する事によって、施工店やメンテナンス業者も合わせて確認する事ができるので安心です。

 
つまり、遠隔でもその場の状況を確認することができるため、安心して投資ができます。
 
太陽光発電の日々の発電状況を知る事ができるため、有事の際やトラブルに対しても早期発見し、対応できることもメリットと言えます。
 
例えば、自然災害などによる発電停止や発電量の減少をアラート通知により、すぐに確認することが可能です。また、落雷などにより停止してしまった場合でも、遠隔監視によって確認する事で異常を発見でき、すぐに復旧業へと入ることができるでしょう。そうすることで、何らかのトラブルで発生した売電ロスを最小限に抑えることができるのが、遠隔監視ができる太陽光発電投資の魅力です。
 
日々の発電量は専用サイトに繋ぐことで、お手持ちのパソコン、スマートフォン、タブレットなどで、すぐに確認する事ができるので、遠隔地であっても安心です。また、業者によってはすぐに駆けつけて対応してくれるなどのサービスもありますので、自分が行けない範囲であっても、すぐに確認・復旧作業ができ、売電ロスを防ぐことができます。

 
・メンテナンスなどに比較的手がかからない
不動産投資の場合だと、説明したように建物の老朽化だったり破損など、メンテナンスに比較的時間も費用も割かれるケースが多いです。しかし、太陽光発電投資の場合は不動産投資に比べて、メンテナンスなどにはそこまで手がかかりません。かかったとしても、業者に頼んでやってもらうことがほとんどのため、自分がわざわざ足を運ばなくても対応できるケースが多いでしょう。そのため、太陽光発電投資は遠隔地でも投資が可能なのです。

 
・20年間の売り上げが保証されている
太陽光発電投資では、FIT制度によって、大手企業である電力会社が定められた売電単価で20年間購入することになっているので、非常に安定した投資になります。つまり、不動産投資のように空室ロスや入居の募集方法などを考えたりする手間が省けるのです。先述した通り、空室ロスなどを回避するためには、その土地に足を運んで土地勘や雰囲気を味わってみたりすることで、募集方法などを練る必要があります。しかし、太陽光発電投資では20年間の売電が保証されているため、そうして現地に足を運んだりする時間やコストが削減できるのです。

 
・無担保のローンのため問われない
さらに、太陽光発電所を購入する際のローンは、不動産を担保にするのではなく無担保のローンの場合が多く、金融機関が見に行ける範囲にあるか?ないか?については問われないことがほとんどです。これから太陽光発電事業をはじめるにあたって手続きが早く、無担保で資金がすぐに手に入ります。詳細な資料が必要だったり、審査に時間がかかったりすることはありません。通常では担保が必要だったり、不動産投資の場合は見に行ける範囲にあるかどうかで融資を受けることができなかったりするというデメリットがないのです。

 
また、太陽光発電投資は融資が受けやすい投資としても有名です。なぜなら先述したFIT制度により、電力会社からの20年間の買取が保証されているからに他なりません。銀行などの金融機関側からすると、リスクの低いビジネスと捉えることができ、投資の中ではもちろん、不動産投資よりも融資が受けやすいのです。そのうえ、サラリーマンの方など、本業できちんと収入を得ているとなれば、融資を受けることのできる確率は高いでしょう。

 


まとめ

太陽光発電投資が遠隔地でも可能な理由をご説明しました。
不動産投資では、どうしても自分で見に行ける範囲での投資がほとんどです。オーナーや管理会社との連携が取りづらかったり、物件の現状が把握できなかったりすることで精神的にも心配になったりなどがありますが、比べて太陽光発電投資は遠隔監視を入れたりすることで、発電量や発電状況をスマホなどの電子機器を使っていつでも把握することができ、有事の際やトラブルがあった場合でもすぐに対応することが可能です。

また、無担保ローンのため遠隔地でも融資を受けることができたり、メンテナンスなどに比較的手がかからなかったりいうメリットもあります。都会に住まわれている方でも安心して、地方などの遠隔地の太陽光発電に投資をすることができます。地方などの物件には利回りのいい物件もちらほらあったりもしますので、自分の住んでいるエリアに縛られることなく、利回りなど条件のみを考えて投資ができる太陽光発電は、ぜひオススメです!

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